”セルフヘルスケア”ワンポイント講座

自然の恵みで身体の内側からの美肌作り「リビングフード」

自然の恵みで身体の内側からの美肌作り「リビングフード」
リビングフードとは、その名の通り「生きている食べ物」を意味します。では、「生きている食べ物」とはいったい何でしょうか? それは、生きた“酵素”をたっぷり含んでいる生野菜・果物、ナッツ、ドライフルーツ、海草、味噌や醤油などの発酵食品のこと。

生きた酵素は、呼吸をすることから病気の治癒まで人間の生命活動に欠かすことのできない非常に重要な栄養素で、酵素がなくなると生き物はみんな死んでしまいます。

酵素の種類は大きく「消化酵素」「代謝酵素」「食物酵素」の3つに分けられ、消化酵素と代謝酵素は体内で合成することができます。ただ、その生産量は40代以降に急激に減少し始め、70歳では20歳時の30分の1にまで減ってしまうという研究結果が出ています。
このため、食事によって外部から摂取することができる食物酵素を積極的に取り入れ、体内の消化酵素の無駄遣いを防ぐとともに代謝酵素の生産をアップさせることが、若さと健康維持の秘訣ともいえるのです。体内に十分に行き渡った酵素の力によって新陳代謝が促され肌細胞も活性化されます。また生の果物や野菜を食べることでビタミンや食物繊維も十分に摂れるため、美しい肌を作ることができるのです。

リビングフードの調理の大きな特徴として、火を使わないことが挙げられます。これは、酵素は熱に弱く46~48℃くらいまで加熱すると破壊されてしまう、という性質のためです。

火を使えないなら、野菜を食べる方法は、「サラダだけ?」と思われがちですが、リビングフードには、スープ、パスタ、カレー、ケーキまで、様々なバリエーションのとっても美味しい料理が沢山あります。一度食べれば目から鱗の驚きがいっぱいです。

今回は、そんな美味しい驚きのリビングフード料理を2点ご紹介します。
いとう ゆき
いとう ゆき
米国テンプル大学アメリカ研究科卒業。卒業後は仕事の関係でタイやマレーシアなど東南アジアに暮らす。米国留学中に初めてベジタリアン料理に出会う。米国カリフォルニア州にあるLiving Foods専門学校「Living Light Culinary Art School」、プエルトリコにある「Ann Wigmore Natural Health Institute」を卒業し、現在、日本でリビングフード料理研究所LIVEggie’sを主宰。料理教室やセミナーを通してリビングフードの普及に努める。ベジタリアン料理研究家。
きのこのクリームスープ (4人前)
きのこのクリームスープ (4人前)

まるで生クリームを使ったかのような濃厚でクリーミーなスープ。美肌づくりに欠かせない良質な不飽和脂肪酸と食物繊維を美味しくしっかりいただけます。

(材料)
生カシューナッツ・・・1/2カップ
水・・・2カップ (カシューナッツの吸水量により加減)
生しいたけ・・・3枚
オリーブオイル・・・大さじ1
オニオンパウダー・・・大さじ1/2
塩・・・少々
ブラックペッパー・・・少々

【作り方】
※事前に生カシューナッツを6時間ほど水につけ吸水させておく。
  • しいたけを手で大まかに裂く。
  • 吸水させておいたカシューナッツはザルに上げ水気を切る。
  • 全ての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。器にスープを流し入れ、アサツキやパセリなどのトッピングをのせて出来上がり。
きのこのクリームスープ (4人前)
バナナデザート [アボカドのチョコクリーム添え](4人前)
バナナデザート [アボカドのチョコクリーム添え](4人前)

美肌に大切なビタミンEをたっぷり含み「食べる美容液」とも言われるアボカドが驚きのデザートに大変身。特有の野菜の青臭さはまったく感じませんので、アボカドが苦手の方にもおすすめです。

(材料)
アボカド・・・1個
ココアパウダー・・・1/3カップ
メープルシロップ・・・1/3カップ
バニラエッセンス・・・小さじ1
シナモンパウダー・・・少々
水・・・1/2カップから
バナナ・・・1本

【作り方】
  • アボカドを包丁で半分に切り、スプーン等で果肉を取り出す。
  • ミキサーに全ての材料を入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。
    ※用途に応じて水の量を増やし、クリーム濃度を調整する。
  • 器に一口大にカットしたバナナを盛り付け、チョコクリームを上からかける。
    ミントの葉をトッピングして出来上がり。
きのこのクリームスープ (4人前)